みんなの居場所&フリースクール

 「びえいベース」は、子供たちが自由で安心して過ごせる場所です。学校へ行くことが難しい、学校で孤立している、友達がいないという子供たちも、「びえいベース」なら新しい友達を作り、安心して楽しく過ごすことができます。悩み事や相談事があればいつでも話を聞いてくれます。また学校の勉強だけでない、自由な学びの場でもあります。社会性や自己表現など、様々な能力を育てることができます。

 「びえいベース」は、楽しい時間を過ごしたい、おしゃべりがしたい、生きづらさを感じている、心の学びに興味がある、子育てに悩んでいるなど大人の方の交流の場でもあります。

 「びえいベース」は、学校へ行くことに不安を感じる子どもたちや子育てで悩んでいる保護者の方々をサポートするための居場所です。気軽にお越しください。

「びえいベース」は、北海道のほぼ真ん中人口1万人弱の小さな町、美瑛町のフリースクール&カウンセリングスペースです。学校へ行くことは決して当たり前ではなく、学校へ行くことだけが「学び」ではありません。学校へ行っていない生徒さんをサポートする施設として教育支援センターやフリースクールがあります。しかしながら、教育支援センターやフリースクールのような施設は都市部に集中しており美瑛町のような小さな町では通いたくても通えないという現実があります。
 だからこそ学校以外で学ぶ子供たちと保護者の安心できる居場所を提供したいという想いで「びえいベース」はスタートします。

 2020年10月に文科省が公表した調査結果によると、2019年度の全国の不登校生徒数は18万1272人(小中学校)となっており、前年度より1万人以上増えているという状況です。その中で北海道は、1000人当たりの不登校児童生徒数をみると小学生は8.3人と全国22位とほぼ平均なのに対して、中学生は1000人当たり45人と全国3位と大幅に増えています。つまり北海道の中学校では1クラスに1.1人は不登校になっているということです。
 文科省は「不登校児童生徒に対する多様な教育機会の確保」と表明しています。その中で「休養の必要性」「学校以外の学びの場の大切さ」「公民連携」や「必要な情報提供」などがうたわれました。また令和元年10月の文科省通知で学校復帰が前提ではなく、社会的自立を目指すことが明記されました。しかしながら、不登校児童生徒のうち教育支援センターや民間団体・民間施設で相談・指導等を受けた割合は6人に1人とまだまだ支援は行き届いていません。

「びえいベース」が希望に満ちた安心できる居場所になるように、地域の皆様の力をお借りしながら子供たちと共に成長していけたらと願います。

お気軽にお問い合わせください。0166-76-4092受付時間 15:00-21:00 [ 日・祝日除く ]

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